Debian: Install 直後の雑多な設定


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始めに

どんなシステムでも, かならずやっている雑多な設定などをメモ書き. 増えてきたらそのうち分離する予定.

sudo の設定

squeeze 以降は sudo グループがあるので, 自分を sudo グループに追加して再ログインした後に作業する.

# adduser [アカウント] sudo

squeeze より前なら visudo で自分を追加してユーザアカウントでログインして作業.

# visudo

keymap の変更

console-setup で設定するようになった. X のキーボード設定もこれで設定される. /etc/default/console-setup/etc/default/keyboad を見に行き, ファイルが存在すればその内容を読むようになっている. 現状は以下の通り:

BACKSPACE="guess"
XKBLAYOUT="jp"
XKBMODEL="pc105"
XKBVARIANT=""
XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"

その後で

% sudo /etc/init.d/console-setup restart

MTA の設定

  • 常にネットワークに接続されているデスクトップ/ワークステーションは SSMTP を使用して上流のメールサーバに転送.
  • モバイル環境のノートでは Exim4 を local 配送のみに設定して使用中.

SSMTP

.qmail や .forward など, 上流のメールサーバで転送設定をしておく.

SSMTP を動かしたい計算機でインストールと設定. 以下

  • メールサーバ:mail.my.domain
  • メールサーバのアカウント: account
  • SSMTP の動作する計算機: hostname.my.domain

のつもりで.

$ sudo -s
# aptitude install ssmtp
  ユーザ ID が 1000 未満のメールを受け取るユーザ: account-hostname@my.domain
  メールハブの名前: mail.my.domain
  リモート SMTP サーバのポート番号: [空白]
  どのドメインとして送信するか: mail.my.domain
  FQDN (完全修飾ドメイン名): hostname.my.domain
  メールヘッダの From: 行の上書きを許可しますか?: NO

ついでに /etc/crontab に MAILTO を追記しておく. SMTP-AUTH over SSL に対応したい場合は, /etc/ssmtp/ssmtp.conf に

AuthUser=[SMTP-AUTH のユーザ名]
AuthPass=[SMTP-AUTH のパスワード]
UseTLS=YES

と書いておくと良い.

alsa の初期設定

あんまり複雑な事をしなくて良い機材だと楽. とりあえず alsa で音がなるようにしておく.

$ sudo aptitide install alsa-base alsa-utils mpg123
$ sudo alsaconf
$ alsamixer

alsamixer で mute を外していないと音が鳴らないので注意.

VAIO type G ではイヤホン差しても外部出力が mute にならないので, 明示的に mute しておく必要がある. また snd-hda-intel module の読み込み時に "model=basic" を指定しておかないと alsamixer での表示が悲しい感じになる. /etc/modprobe.d/alsa-base.conf の末尾に

options snd-hda-intel model=basic

なんて追記しておくと良い.